展示番号(E04)

シンクロトロン放射光で見る物質の世界

 シンクロトロン放射光は,X線から赤外・遠赤外線まで連続な光です。その光を物質に当てることによって,目で見える色と同じように,目に見えない広い波長での「色」が現れます。この「色」は,その物質の性質を表しているものです。特に紫外線やX線を当てた時には,物質の中にあった電子が飛び出してきます。その電子の速度と方向を調べることで,電気が流れる/流れないとか,磁石になるとか超伝導になるとかの性質の起源がわかります。展示では,この実験を行う装置や実際に得られるスペクトルを紹介します。

極端紫外光実験棟 リング室 BL5U
極端紫外光実験施設(UVSOR) 木村真一助教授グループ


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