展示番号(C05)

錯体触媒・ナノ触媒の開発

 我々の研究室では遷移金属の特性を活かした合成的に有用な触媒的有機反応の開発を中心に研究を行っています。我々が開発した両親媒性高分子担持触媒は、通常、媒体として有機溶媒が用いられる反応に水の使用を可能にしました。現在はその新しい反応駆動力や制御概念の立脚を念頭に研究を遂行しています。また、従来の触媒に比べ極めて高い活性の発現が期待される遷移金属錯体の設計・開発も行っており立体および化学選択性の高度な制御に挑んでいます。

南実験棟105号室
分子スケールナノサイエンスセンター ナノ触媒・生命分子素子研究部門 魚住泰広教授グループ


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