展示番号(E01)

地上で使う宇宙の光「シンクロトロン放射光」
〜発生用加速器と利用研究〜

 シンクロトロン放射光は、電波からX線までの広い波長範囲の光を連続的に含むので、「夢の光」と呼ばれていますが、自然界には遠い宇宙の彼方、星雲中にしか存在しません。UVSOR施設では、電子加速器を利用して、この宇宙の光を地球上で人工的に発生させ、分子科学の研究に利用しています。放射光を物質に照射することにより、その性質を調べたり、反応させたりといった実験が、18の実験ステーションで行われています。一般公開では、放射光を発生させるための加速器や、発生した光の利用の仕方について、見学と説明を行います。

極端紫外光実験棟 リング室(実験ホール)
極端紫外光実験施設(UVSOR)


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