分子研の散歩道1 研究者のよこがお

 

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先生の研究の哲学は?

現場にいたい、ということですね。
現実としては、いつか、そうすることが難しくなるときが来るかとは思いますが、いつまでも実験室で現役として実験を続けたいですね。

趣味は?

子供が二人いるのですが、まだ小さいので、家で過ごすときには子供の相手をしていることが多いですね。
学生の頃はテニスをしていました。アルバイトで人に教えていたんですよ(笑)。

かなりの腕前なんですね?

そうですね。今はすっかり鈍ってしまいましたが(笑)。機会があればこちらの方もまた始めたいですね。

今までに一番心に残っていることは?

ミュンヘンのマックスプランク研究所を去る時、フェアウェルパーティーをしたんですが、その時、研究所の同僚が、私が今までやってきたことをとてもうまくスライドにまとめてくれたことが心に残っていますね。ドイツではフェアウェルパーティー自体は自分で開くんですよ(笑)。
この蓋つきのビールジョッキ、マックスプランクの名前が入っている記念品なんです。これもプレゼントしてもらいました。

藤 貴夫(ふじ たかお)・准教授
1994年筑波大学基礎工学類卒業 1999年同大学大学院工学研究科修了、博士(工学) 1999年東京大学大学院理学系研究科助手、2002年オーストリア・ウィーン工科大学客員研究員(日本学術振興会海外特別研究員)、2004年ドイツ・マックスプランク量子光学研究所客員研究員、2006年(独)理化学研究所研究員、2008年同研究所専任研究員を経て、2010年2月より現職

聞き手&文:寺内かえで(広報室)、写真&web:原田美幸(広報室)
2010.10up

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