
TOPページ > 木村 真一
研究生活で心に残っている経験は?
多分、他の人はあまり経験していないことだと思うんですが、私は大学院の初めの頃は光物性の研究室で過ごしましたが、途中で磁性の研究室に移ったんです。私の希望ではなく、先生の事情によってです。でも、磁性の研究室の教授は非常に偉い方だったのであまり学生の指導をする時間がなかったんです。これで博士論文の研究が完成するだろうか、と心配でした(笑)。でも、何とかやり遂げることができました。
おかげで「信念でやれば大丈夫」ということを学ぶことができました。この経験は、その後、研究者としてやっていくうえでとても有意義なものだったと思います。そして、光物性と磁性のどちらも修得することができました。
趣味は?
そうですね。いろいろあるんですけど、時間がないので集中してやっているものはないですね。以前はクラッシックギターをやっていたんですが。
音楽も好きですし、映画を見るのも好きです。野球も以前は見に行きましたね。
時間ができたら何をやりたいですか?
ボーッとしたいですね。昨年プライベートで沖縄へ行きましたが、よかったですね。
木村 真一(きむら しんいち)・准教授
1988年東北大学理学部卒業
1991年東北大学大学院理学研究科博士課程修了 理学博士 日本学術振興会特別研究員、神戸大助手、分子研助手、神戸大助教授を経て現職 1999~2002年科学技術振興事業団さきがけ研究21研究者兼任、2001年日本放射光学会若手奨励賞受賞 2008年科学技術分野の文部科学大臣表彰科学技術賞受賞
聞き手&文:寺内かえで(広報室)、写真&web:原田美幸(広報室)
2010.9up