人材育成

次代の分子科学を担う研究者の育成に貢献

研究所創設以来 45 年間で、500 名を超える当該分野の中核研究者を輩出し、分子科学研究分野の基盤形成に寄与してきました。人事において広く科学者コミュニティから優秀な人材を求め、人材登用、育成と人材輩出による人材循環の「かなめ」としての機能を提供し、これを全ての大学の共有財産としています。内部昇格を禁止して、研究所における研究領域の固定化を回避し、研究分野の流動化を促すとともに、転出した研究者が在籍時に創出した研究を大学等で更に発展・展開させることに寄与しています。 また、分子科学研究所の若手の研究水準の高さは分子科学分野で国内随一で、2023年度JST の若手育成事業(さきがけ)で分子科学研究所は採択率1位となりました。

分子研研究者の年齢構成(2023年11月1日時点の現員)

分子研研究者の年齢構成

助教・助手転出後の職種(2023年11月1日時点の現員)

助教・助手転出後の職種

准教授・助教授転出後の職種(2023年11月1日時点の現員)

准教授・助教授転出後の職種

大学院教育

分子科学研究所は、国立大学法人 総合研究大学院大学における分子科学コースを受け持ち、基盤機関として最先端の研究環境を最大限に活かした大学院教育を実施することで、広い視野と国際的に高い水準の能力を備えた次世代分子科学を担う研究者の育成に取り組んでいます。

出身者進路状況(2022年12月現在)

出身者進路状況

分子研の大学院案内 : https://www.ims.ac.jp/education/