分子科学研究所

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2019/07/03

アウトリーチ

職場体験学習への協力(山本・栗原・加藤・岡本グループ)

分子科学研究所は中学生の職場体験学習に協力しています。

6月10日、11日の2日間にわたり、岡崎市立翔南中学校の生徒さんたち(A班3人、B班2人)が実習を行いました。

10日には、A班は協奏分子システム研究センターの山本グループで「分子の色と発光」および「超伝導ジェットコースター」をテーマとした実習、B班は生命創成探究センターの栗原グループで「人工細胞を創って、観察しよう」と題した実習を行いました。 栗原グループでは、生徒さんたちは実際の研究者の一日を模したスケジュールを経験しました。概要説明を聞いた後、生徒さんたちは「どうすれば人工細胞の膜となるカプセルが作れるか」について仮説を立て、この仮説を検証するための実験に挑戦しました。得られた実験結果をグループメンバーとディスカッションして、自分たちの考えをまとめて発表する、ゼミの雰囲気も体験しました。

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「人工細胞の細胞膜『ベシクル』を調製」

11日には、A班は生命創成探究センターの加藤グループで「タンパク質のかたちとはたらき」、B班はメソスコピック計測研究センターの岡本グループで「身近なものを様々な顕微鏡で観察」と題した実習を行いました。
加藤グループでは、概要説明を聞いた後、実験室を見学しましたが、生徒さんからは沢山質問が出て、大変盛り上がっていました。JAXAと共同で行っている微小重力実験の話は特に興味津々の様子でした。

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「大腸菌などの試料を粉々に砕く超音波破砕装置の説明」