分子科学研究所

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共同研究・施設利用案内

2023年度(F)①UVSOR施設利用公募要項

2023年度(後期)共同利用研究公募要項へもどる

 

(注)X線磁気円二色性(XMCD BL4B)を使用する場合は、(F)②UVSOR施設利用(マテリアル先端リサーチインフラ)に申請してください。

申 請

申請はweb申請システムNOUSで行います。申請書の作成に当たっては、所内のBeamline scientistと十分協議し、研究課題名及び実施計画を具体的にお書きください。必要なマシンタイム(週数)の算出も行ってください。
実施可能期間は、10月第1週から3月第5週まで(年末年始を除く)の予定です。

採 否 研究所長の定めるところにより施設長が決定します。2023年度(通年・前期)の申請以降、審査システム、審査基準が変更されています。詳細につきましては、UVSORのホームページ( https://www.uvsor.ims.ac.jp/about/kizyun.html )をご覧ください。(場合によっては、申請された研究実施計画を変更させていただくことがあります。)
実施方法 研究計画実施に当たっては、事前に所内のBeamline scientistと十分協議してください。
 報告書 2024年3月31日までに所定の英文報告書「UVSOR Activity Report」をNOUSから提出していただきます。
また、来所後はUVSOR施設利用実施報告書をNOUSから提出していただきます。
なお、報告書は分子研ホームページなどで公開されますので、共同利用研究者全員に、所属先、職名、氏名情報等の情報が公開されることの了承を得てください。承認が得られなかった場合には、所定の実施報告書の提出に加えて、公開不可の情報を黒塗り、墨消し等で削除した「報告書(公開用)」を別途提出してください。
研究成果の
発表

UVSORを利用した実験の結果を論文発表する場合、使用したビームライン名、課題番号を明記してください。
他の施設を利用した場合であっても、成果に至るまでにUVSORを利用した研究が重要な役割を果たしている場合は同様に記載をお願いします。
UVSORのホームページに例文を記載していますので、以下のリンクよりご確認ください。

(https://www.uvsor.ims.ac.jp/about/riyou_shaji.html)
その他 ※BL2B(有機固体角度分解光電子分光装置)は随時申請のみ受け付けます。
※BL4BではXAFS、ARPESの基盤技術が異なるテーマを受け入れる運用になります。審査においては予め各手法テーマに対し、年度設定した上限週数を基準に配分審査します。詳細はUVSORのホームページをご覧ください。(https://www.uvsor.ims.ac.jp/about/riyou_hagi_1.html

※BL3Uでは新たに共鳴軟X線散乱法の利用を開始しました。計測器の詳細はお問い合わせください。

 

利用できる測定装置(観測システム)担当者:松井文彦、田中清尚、平義隆

※標準的な測定装置(測定槽、エレクトロニクス等)は用意しますが、それ以外は使用者の持ち込みとなります。

  1. BL1B・・・・・テラヘルツ固体吸収反射分光装置
    〔フーリエテラヘルツ干渉計 0.5~30 meV〕
  2. BL1U・・・・・紫外・真空紫外線〔1.6~13.9 eV〕、ガンマ線照射実験装置〔6.6 eV〕
  3. BL2A・・・・・軟X線固体吸収分光・光電子分光装置
    〔集光型二結晶分光器 0.585~4 keV〕
  4. BL3U・・・・・高輝度気体・液体・固体内殻分光装置、共鳴軟X線散乱装置
    〔不等刻線平面回折格子分光器40~800 eV〕
  5. BL3B・・・・・真空紫外固体吸収・発光分光装置
    〔2.5m直入射分光器 1.7~31 eV〕
  6. BL4U・・・・・走査型透過軟X線顕微鏡装置(STXM)
    〔不等刻線平面回折格子分光器  50~770 eV〕
  7. BL4B・・・・・気体分光・固体分光装置(XAFS、ARPES)
    〔不等刻線平面回折格子分光器  25~1000 eV〕
  8. BL5U・・・・・高輝度固体・表面光電子分光装置
    〔不等刻線平面回折格子分光器 20~200 eV〕
  9. BL5B・・・・・機器較正装置〔平面回折格子分光器 6~600 eV〕
  10. BL6B・・・・・赤外・テラヘルツ顕微分光装置〔フーリエ赤外干渉計 4meV~2.5 eV〕
  11. BL7U・・・・・高分解能真空紫外角度分解光電子分光装置
    〔Wadsworth型分光器  6~40 eV〕
  12. BL7B・・・・・高分解能真空紫外固体分光装置〔3m直入射分光器 1.2~25 eV〕
  13. 放射線・・・入射器、光源リングでの放射線照射実験

■その他

  各観測システムやUVSOR利用方法の詳細をお知りになりたい方は、
「UVSOR施設ガイドブック」
 (https://www.uvsor.ims.ac.jp/guidebook/uvsorguide.pdf)をご覧ください。
また、UVSORのホームページ(https://www.uvsor.ims.ac.jp/)でも最新の情報が得られます。