お知らせ
2017/09/11
お知らせ
2017年9月7日にJAXA宇宙飛行士の金井宣茂氏が加藤晃一研究室を来訪されました。
金井宇宙飛行士は 2017年12月頃から国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在され、さまざまな宇宙実験を行う予定ですが、加藤グループのアミロイド線維形成実験を行う可能性が高まりました。今回はその研究打合せをするために加藤研究室を来訪されました。
加藤教授室にてディスカッション
(右より 金井宇宙飛行士 加藤晃一教授 谷中冴子特任助教 矢木真穂助教)
アミロイドβはアルツハイマー病の原因であることはわかっていますが、詳細な実態はいまだ解明されていません。今回の宇宙実験では、アミロイドβタンパク質について、宇宙空間でその線維形態にどのような変化が見られるか、調査することを目的とし、宇宙空間にて形成させたアミロイドβ線維を地上に持ち帰り、宇宙空間におけるアミロイドβの線維形成過程および線維形態を捉える予定で、神経変性疾患の発症機構の解明につながることが期待されます。
実験室にて実験操作の説明
金井宇宙飛行士は加藤教授から研究の説明をうけたあと、矢木助教より実験室で実験操作の説明を熱心に聞いておられました。