お知らせ
2025/10/08
お知らせ
協奏分子システム研究センターの山本浩史教授が、科学技術振興機構(JST)の戦略的創造研究推進事業 総括実施型研究(ERATO)において、新規研究総括に選出されました。
山本教授は、研究領域「量子キラル変換」の研究総括として、物質中の電子スピン、フォノン、光の間で生じるキラリティの変換を自在に制御するための基礎学理の構築に取り組みます。さらに、キラリティの相互変換を可能にする材料の合成にも挑戦し、新たな物性科学の展開を目指します。また、スピントロニクス、電気化学、量子計算、量子センシングなどの応用分野における原理検証も並行して進めることで、新規機能性材料や化学プロセスの設計、高感度磁気センシング、生体物質におけるキラリティの役割解明など、幅広い波及効果が期待される研究を推進します。
■2025年度新規研究総括および研究領域の決定について
https://www.jst.go.jp/pr/info/info1798/
■山本量子キラル変換プロジェクト
https://www.jst.go.jp/erato/research_area/ongoing/jpmjer2503.html