お知らせ
2026/01/21
お知らせ
分子科学研究所機器センターでは、全国の大学が保有する外部共用可能な研究設備を横断的に検索できる新たなサービスを開始しました。本サービスでは、分野や測定手法に応じた設備情報を一元的に検索でき、2025年12月31日現在、全国の大学から4,250台の共用設備が登録されています。
研究開発を支える分析・計測装置は年々高度化・大型化が進み、単一の大学が多様な設備を個別に保有し続けることが難しくなっています。本サービスは、文部科学省が推進する「研究設備の共用化」の流れを踏まえ、研究インフラを可視化し、より有効に活用することを目的として立ち上げました。
本サービスは誰でも閲覧可能であり、大学研究者や企業の技術者が「どこに、どのような設備があるのか」を容易に把握できる点が特長です。 一方で、実際の設備利用にあたっては、各設備を保有する機関が定める利用条件や制限事項が適用され、不特定多数が自由に利用できるものではありません。
近年、大学だけでなく企業においても研究開発には積極的に投資する一方で、使用頻度や時期が不確定な高額分析装置への個別投資が難しくなっています。実際に企業や大学の研究者からは、「どこにどのような装置があるのかを知る方法があるとありがたい」、「利用可能な装置を探索するため、各大学のホームページを個別に確認している」といった声が寄せられていました。
現在登録されている4,250台という規模は、日本国内の設備共用事業の中でも最大級です(参考:ARIM 約1,255台、大学連携研究設備ネットワーク 約3,860台)。今後も掲載設備の拡充を進め、機関の垣根を越えた研究活動を支える社会的インフラとしての発展を目指します。
研究設備検索ツール https://equip-survey.2-d.jp/swp/