分子科学研究所

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第776回分子研コロキウム

演 題 「原子・緩和過程を取り入れた複雑・複合系プラズマのシミュレーション」
日 時 2005年10月12日(水) 16:00
講演者 岸本 泰明(京都大学大学院エネルギー科学研究科・教授)
場 所

研究棟201セミナー室

概 要

様々な媒質は、レーザー場や荷電粒子との相互作用を通して、中性原子や分子、多価イオンや電子が共存した複雑なプラズマ状態を形成する。このようなラズマ 状態は反応性媒質としての特性を有し、豊富な現象を創出する。我々は、プラズマ手法を基礎に、電磁場や粒子衝突による物質の電離過程や衝突・緩和過程を取 り入れた粒子コードを開発し、放電・雷過程をはじめ、原子過程が関与する複雑現象の探求と応用研究を行っている。これらの研究の現状と展望について紹介す る。