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演 題 | 「LIGAプロセス−技術概要とマイクロデバイスへの応用」 |
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日 時 | 2005年11月29日(火) 13:30 |
講演者 | 内海裕一助教授(兵庫県立大学 高度産業科学技術研究所) |
場 所 | 研究棟201号室 |
概 要 | 電気的・光学的・機械的・化学的諸機能を一定の領域に集積したマイクロ構造体の実現は、小型産業機器、民生機器の主要先端部品を構成するマイクロマシン・システムの発展に多くのメリットをもたらすものと期待される。マイクロマシン・システムは、集積化半導体回路の作製技術から派生した、MEMS(マイクロ・エレクトロ・メカニカル・システム)技術を用いて作製されているが、近年、より高い精度と高いアスペクト比を有する3次元構造体の実現が求められている。これに答える技術として、放射光X線リソグラフィ、電鋳、及び成形過程から成るLIGAプロセスが注目されている。本講演では、LIGAプロセス技術の概要と、そのデバイス適用例を紹介し、合わせて技術的課題を抽出する。さらに次世代のLIGAプロセスを予感させるいくつかの新たな試みについて紹介する。 |
お問合せ先 | 装置開発室長 宇理須恒雄 |