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研究会・セミナー
演 題 | 「未来型分子触媒の創製」 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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日 時 | 2005年12月06日(火) 13:00 より 2005年12月07日(水) 16:10 まで | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
場 所 | 岡崎コンファレンスセンター 中会議室 |
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概 要 |
環境調和型物質変換は現代有機合成化学の最重要課題のひとつであり、その進歩のためには、高度な機能を持つ触媒の開発が必要です。近年の触媒の高機能化は めざましく、優れた触媒などが開発されてきました。特に分子触媒の進歩が著しく、現在も活発な研究が脈々と続いています。この分野に今、新たな潮流が生ま れようとしています。超分子化学、ナノテクノロジーなどの周辺分野の急速な発展とともに、分子触媒が分子の概念を越えたところで進化しようとしているので す。化学修飾固体表面の分子触媒反応場としての利用、ナノメートルサイズ金属クラスターの触媒反応への適用、デンドリマーや分子集合体などの超分子を利用 した錯体触媒の設計などはその確かな鼓動といえるでしょう。本研究会では、このような研究が目指す新しい物質変換システムを「未来型分子触媒」としてとら え、各方面から独自の取り組みをしている研究者が一堂に会して活発な討論と情報交換を行い、この新しい分野の発展のための指針を得たいと思います。
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