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演 題 | 「ポルフィリン類縁体を用いた新規機能性材料の創出」 |
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日 時 | 2006年04月14日(金) 16:00 |
講演者 | 石塚智也 助手(相関分子科学第一研究部門) |
場 所 | 研究棟201セミナー室 |
概 要 | ポルフィリン異性体であるN-混乱ポルフィリンは、ピロールがalpha位とbeta'位で結合した混乱ピロールを有し、通常のポルフィリンとは異なる興 味深い物性を多数示す。これらの物性について、NH互変異性、金属錯化、反応性の観点から紹介する。また後半では、アセチレン架橋ポルフィリン誘導体を用 いた非線型光学材料の合成に関して述べる。アセチレンで架橋されたポルフィリン誘導体は、その高いpi共役性から、大きな非線型光学特性を示す。今回、こ のアセチレン架橋ポルフィリン誘導体に、不斉部位や対称性の高い金属錯体部位を導入することで、従来とは異なる非線型光学材料設計の可能性を検討した。 |
お問合せ先 | CM2 seminar担当 高橋 一志 |