メーザーとレーザーは光量子科学、すなわち光量子の科学の発展に重要な技術であっただけでなく、その理論的基礎を提供した。
今では誰でもレーザーがコヒーレントな光を発生することを知っているが、古典光学のコヒーレンスと量子光学のコヒーレンスの相違はあまり知られていない。 1950年代の中頃に、メーザー理論の研究で二準位原子と電磁波との非線形コヒーレント相互作用が確立され、光量子科学の基礎概念が生まれた。

日 時 |
平成18年9月27日(水)16時から17時過ぎまで
(15時半からお茶・お菓子を用意いたします) |
場 所 |
岡崎コンファレンスセンター大会議室 |
【分子科学フォーラムについて】
市民の方々に分子科学やその他の分野の第一線の研究成果をわかりやすく紹介する講座で、1996年に開講し年4回(2008年までは年6回)開催しています。皆様のご来場をお待ちしています。
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