概 要 |
1. Prof. Kenton R. Rodgers (North Dakota State Univ.)
「The structure and function of heme chaperons and heme-uptake systems」
2. Prof. Michael K. Chan (Ohio State Univ.)
「Small Molecule Recognition in Biology: Novel Mechanisms and Cofactors」
1.では、各種細菌によるヘムの取り込み、ヘムの細胞内輸送、ヘム生合成などに関与する蛋白質の構造機能相関に関し、最新の研究成果を紹介していただく予定です。
2.は、Chan教授らが発見した、遺伝的にコードされている22番目のアミノ酸に関する講演です。遺伝的にコードされているアミノ酸としては、これまで 20種の標準アミノ酸以外にセレノシステインが知られています。最近、演者らは、L-pyrrolysineと名付けた(4R, 5R)-4-substituted-pyrroline-5-carboxylateで修飾されたLysineが遺伝的にコードされていることを発見し ました。本講演では、この系に関する最新の知見を紹介していただく予定です。
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