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演 題 | 「共鳴ラマン分光法が解き明かす生体分子の仕組み」 |
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日 時 | 2006年12月06日(水) 16:00 |
講演者 | 内田 毅(北海道大学・大学院理学研究科・助手) |
場 所 | 研究棟201セミナー室 |
概 要 | 近年、構造生物学の進展により、立体構造が明らかにされたタンパク質の数が爆発的に増えている。しかし、結晶構造を眺めていても、そのタンパク質の仕組み が必ずしもわかるわけではなく、網羅的なタンパク質の結晶構造解析が、生命現象の理解に直結するわけではない。ただ、それらの情報がそのタンパク質の機能 を考察する上で非常に有効な情報であることはいうまでもない。我々は生体分子の共鳴ラマンスペクトルを測定し、その結果を結晶構造に基づいて考察すること により、タンパク質の機能の発現機構を明らかにしてきたので、それについて報告する。 |