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演 題 | 「物性分子科学の新展開」 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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日 時 | 2007年03月11日(日) 13:00 より 2007年03月12日(月) 12:30 まで | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
場 所 |
自然科学研究機構 岡崎コンファレンスセンター(愛知県岡崎市) |
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概 要 | 分子物質の導電性が物理化学の研究対象として興味を持たれるようになったのは、既に半世紀以上以前の昔のことであるが、分子物質の伝導現象が有機合成から 物性理論にわたる広い範囲の研究者の興味をひくようになったのは1980年の有機超伝導体の発見以来のことであろう。これまでの分子性伝導体の開発研究の 流れを振り返ると、転移温度の上昇を目指した初期の有機超伝導体の研究は既に1990年頃には一つのピークに達していたように思われる。しかし、分子集合 体の電子物性の研究の範囲はそれ以後も急速に拡大し、磁性有機超伝導体、単一分子性伝導体、分子磁性体、強誘電体等の分野で種々の新らしい物質群が生み出 されてきた。また、デバイス機能を持つ外場応答型分子性伝導体あるいはミクロあるいはナノサイズの磁性体、伝導体など新規な機能性分子システムの研究も急 速に発展しつつある。このような状況を踏まえて物性分子科学の最近の展開を概観し将来の可能性を展望することは時宜を得たことであると思われる。 プログラム
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その他 |
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