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研究会・セミナー
演 題 | 「Enzymatic Catalysis, Models, Rates, and Fluctuations」 |
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日 時 | 2008年06月06日(金) 16:00 |
講演者 | Marcus 教授 (ノーベル賞受賞者) |
場 所 | 分子科学研究所 研究棟201セミナー室 |
概 要 | この度、カリフォルニア工科大学のRudolph Marcus教授に「分子研オープンセミナー」でご講演いただくことになりましたので、ご案内いたします。 ご存知のようにMarcus教授は最も基本的な化学反応である電子移動反応(酸化還元反応)の基本的メカニズムを解明した功績により、1992 年にノーベル化学賞を受賞されております。Marcus先生によって提案された概念および理論はその後数多くの実験研究によってその基本的正しさが証明さ れ、現在、有機化学反応を始めとする化学反応メカニズムの解析に欠くことのできない理論的指針になっているだけではなく、化学から物理まで幅広い理論研究 者に対して、研究のモーテイベーションを与えています。 Marcus先生は文部科学省「次世代スパコン」プロジェクトの一環として開催される国際会議 “1st International Conference of the Grand Challenge to Next-Generation Integrated Nanoscience”の招待に応じて来日されることに成りましたが、「ぜひとも分子研を訪問し研究者と議論をしたい」という強いご希望で、今回の来所 が実現した次第です。 万障、お繰り合わせの上、セミナーにご出席いただくようお願いいたします。 |
お問合せ先 | 平田 文男(理論・計算分子科学研究領域) |