研究・研究者
研究会・セミナー
演 題 | 「量子化学計算の二極限」 |
---|---|
日 時 | 2010年11月19日(金) 16:00 |
講演者 | 平田聡 (イリノイ大学アーバナ・シャンペン校化学科) |
場 所 | 研究棟201セミナー室 |
概 要 | 講演者のグループで行った極限的量子化学計算の二例を紹介する。一例目は,強力な電子多体理論と電子間距離にあらわに依存した基底関数や実空間グリッドを組み合わせることにより,小分子の電子シュレディンガー方程式の解の精度の極限に挑む試みである。このような計算に必要となる高次多体理論の導出とプログラム開発に用いたコンピュータ代数についてもふれる。二例目として,これら厳密な多体理論を,大きな分子の極限である固体に応用する取り組みについて詳述する。最後に,講演者グループの研究ポジションの宣伝を兼ね,米国の大学における大学院生,ポスドク,若手教授のキャリア形成について,講演者の知る範囲の情報を提供する。 |
その他 |
■担当 |
お問合せ先 | 信定克幸(理論・計算分子科学研究領域) |