研究・研究者
研究会・セミナー
日 時 | 2012年08月09日(木) 13:30 より 14:30 まで |
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講演者 | 前田大光(立命館大学・准教授 |
場 所 | 山手4号館3階 セミナー室 |
概 要 | 電子・光機能性を有するイオンマテリアルの形成を実現するためには、積層可能な平面状構造を有する電荷種を構成ユニットとすることが効果的であるのは容易に予想される。構成ユニットとして、π共役系ユニットから構成される平面状レセプター分子と無機アニオン(ハライドなど)を適切に組み合わせることによって、形状(大きさ)や電荷非局在性およびこれらと相関する集積化能などのパラメータを自在に制御できる「平面状アニオン」(レセプター–アニオン会合体)の創製が実現されうる。本講演ではπ共役系レセプター–アニオン会合体を基盤とし、適切な対カチオンとの集積化によって形成される高次構造(イオンマテリアル)に関して、その周辺の化学も含めて、最近の展開を紹介する。 |
お問合せ先 | 江 東林 |