研究・研究者
研究会・セミナー
日 時 | 2013年12月02日(月) 13:00 より 17:00 まで | ||||
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場 所 |
実験棟 512号室 |
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概 要 | 京コンピューターの共用が始まって1年が過ぎ、大変多くの利用者が計算を実施、科学的な成果を上げつつあるなか、既に京コンピューターの次のエクサフロップス級のスパコンの実現に向けて話が進められています。しかし、そのような計算機が作られたとき、使う側として直面する問題というものがいくつか挙げられます。その中で今回は2つの事柄に焦点を当てたいと思います。一つが数値誤差で、もう一つは可視化の問題です。 超並列計算機を用いた計算では、数値誤差が発生することがありますが、その原因は特定されているものもいくつかありますが、現実のアプリケーションでは様々なアルゴリズムが混ざり合っているので、原因を特定することが難しい場合があります。計算精度が保証されないと結果は意味をなさなくなるので、これは深刻な問題になります。 一方、大量の計算データを可視化することも、大変難しい場合があります。これには、結果を理解するために可視化しないといけない場合の問題と、結果を一般の人たちに紹介する場面での問題と、各々の場合による難しさも違ってきます。これは、CMSIの中でも分野によって問題の性質が異なり、一括りにはできないものではありますが、この問題もプロジェクトとしては非常に大事な問題ですので、今回取り上げてみました。是非活発な議論を期待したいと思います。
http://www.cms-initiative.jp/ja/events/20131202-haishin2
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お問合せ先 |
http://www.cms-initiative.jp/ja/events/registrationforms/2013-haishin2-form |