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演 題 | 「中心体に依存しない微小管の形成と再編成機構」 |
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日 時 | 2013年12月13日(金) 16:00 |
講演者 | 村田 隆 先生 (基礎生物学研究所 生物進化研究部門) |
場 所 | 山手3号館2階西 大会議室 |
概 要 | 微小管はチューブリンタンパク質が重合してできた細長い管状のポリマーで、細胞骨格の主要な構成要素として細胞分裂や細胞内輸送などに働く。微小管が機能するためには、微小管は細胞内で構造体を作る必要がある。1970年代に"microtubule organizing center(微小管形成中心)"の概念が提唱されて以来、微小管は中心体などの細胞内の特定の部位で重合開始し、この重合開始点の分布が構造体の構築に重要とされてきた。我々は中心体を持たない植物細胞の微小管形成機構を解析し、微小管は細胞内の特定の部位で重合開始するのでなく、既存の微小管上で重合開始することを発見した。微小管が微小管上の至る所で重合開始する場合、微小管はどのようにして定まった構造を作るのだろうか。本セミナーでは、植物の細胞質分裂において微小管がどのように形成され、再編成し、その結果として細胞が2つに分かれるかを紹介する。 |
お問合せ先 | 加藤晃一 |