分子科学研究所

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分子研研究会

演 題 「金属イオンを用いた超構造体の構築と機能 -錯体化学における境界領域研究の現状と展望-」
日 時 2015年03月15日(日) 13:00 より 2015年03月16日(月) 12:30 まで
場 所

自然科学研究機構岡崎コンファレンスセンター2階 小会議室

概 要

 生体系においては、金属イオン・分子の配列やそれらを取り巻く周辺環境の精密制御により構成要素の機能を連動・増幅することで、極めて高度な物理的・化学的機能を達成している。錯体化学分野においては、錯体分子の幾何構造や金属イオンのエネルギーを精密に制御することで、生体機能の要素となる優れた光・電子機能や化学反応性が見出されてきた。一方、超分子化学や高分子化学、界面化学、ナノ科学分野では、金属イオン・分子・ナノ粒子などの配列が精密に制御された構造体の構築法が確立されつつある。本研究会は、超構造体構築と機能発現に関わる複合領域研究を推進する研究者を一同に会し、複数の研究分野にまたがる最新の研究成果について相互理解を深めると共に今後の融合研究の展望について議論することを目的とする。
 

プログラム 

3月15日(日)

13:00-
 13:10
趣旨説明 
二瓶雅之(筑波大学数理物質系化学域)

13:10-

 13:40

田中大輔(大阪大学大学院理学研究科化学専攻)
「スピントロニクスデバイスを志向した分子磁性体の機能設計」

13:40-

14:20

佐藤宗太(東北大 WPI-AIMR; JST, ERATO, 磯部縮退π集積プロジェクト)
「磁場配向性錯体の自己組織化合成とNMR解析への展開」

14:20-

 15:10

寺西利治(京都大学化学研究所)
「無機ナノ粒子超構造の構築と機能」

15:10-
 15:30

休 憩

15:30-

 16:00

越山友美(九州大学大学院理学研究院 化学部門)
「リポソーム空間と金属錯体の階層的融合と機能発現」

16:00-
 16:40

高谷光(京都大学化学研究所附属元素科学国際研究センター)
「メタル化アミノ酸/ぺプチドを用いる金属集積制御と機能開拓」

16:40-
 17:30

君塚信夫(九州大学工学研究院応用化学部門、分子システム科学センター)
「金属錯体の自己組織化によるソフトマテリアル構築と機能」

18:00-

 20:00

懇親会 於 日本海庄や  東岡崎駅前店
(事前申込必要)
3月16日(月)
9:00-

 9:40

山田泰之(名古屋大学 物質科学国際研究センター)
「外部刺激応答性スタッキング型ポルフィリン・フタロシアニンアレイ」
9:40-

 10:10

湯浅順平(奈良先端科学技術大学院大学物質創成科学研究科、JSTさきがけ)
「金属イオンとの超分子形成によって誘起される配位子間のππ相互作用」
10:10-
 10:20
休 憩

10:20-

 11:00

竹岡裕子(上智大学理工学部物質生命理工学科)
「有機無機ペロブスカイト化合物の構造制御と太陽電池応用検討」

11:00-

 11:30

竹田浩之(東京工業大学大学院理工学研究科、CREST/JST)
「Cu錯体、Fe錯体、およびMn錯体を用いたCO2還元光触媒反応」

11:30-

 12:20

舩橋靖博(大阪大学大学院理学研究科化学専攻、JSTさきがけ)
「籠状構造内の配位部位に錯形成した金属中心の分子特性」

12:20-

 12:30

閉会挨拶

 

お問合せ先

*参加を希望される方は当日にも受け付けますが、準備の都合上
氏名、所属、懇親会参加の有無を下記宛先までメールにてご連絡下さい。
筑波大学 数理物質系化学域 
二瓶雅之 nihei@chem.tsukuba.ac.jp
【懇親会】3月15日(日) 18:00~ 会費 5,000円程度
【締め切り】2015年2月28日(土)