研究・研究者
研究会・セミナー
演 題 | 「機能性分子を自在に操る時代を目指して:局在電子系の物理」 "Toward holding the molecular functionality: physics on localized electron system" |
---|---|
日 時 | 2015年06月19日(金) 16:00 |
講演者 | 解良聡 教授 (分子科学研究所 光分子科学研究領域) |
場 所 | 分子科学研究所 研究棟2階 201号室 |
概 要 | 情報化社会、エネルギー・環境問題から、既存の無機材料では困難な要求が人類に突きつけられています。一方で、有機半導体材料に代表される機能性分子群の特性を利用した様々なソフトデバイスの研究が賑わいを見せ、多彩な構造の分子材料が日夜合成され、製品設計・開発される時代になりました。 我々は、大型の有機分子群が多彩な機能性を示す理由について、様々な表面分析法を駆使して研究を進めています。特に光電子分光法による電子状態評価は「分子の中の電子の姿」を量子論的に明らかにする上で極めて有効です。レーザー光源や放射光施設を利用した最先端の分析法を駆使しながら、重要な話題を提供しつつ、人類が機能性分子を自在に操れる時代の実現に貢献していきたいと考えています。 |
お問合せ先 | 正岡重行&飯野亮太(2015年度コロキウム委員) |