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分子研研究会 & 広島大学研究拠点形成事業「スピンキラリティを軸にした先端材料コンソーシアム」2015年度第2回トピカルミーテング (28日まで)

演 題 『キラル磁性×光学物性研究会』
日 時 2015年06月27日(土) 9:00 より 2015年06月28日(日) 15:50 まで
場 所

自然科学研究機構岡崎コンファレンスセンター 小会議室
 <愛知県岡崎市明大寺町>

概 要

磁気物性とナノ光学はこれまであまり共同研究が活発ではなく、その接点は空白領域でした。磁性体研究では最近、光学波長に相当するスピン位相整列がキラル磁性体において見出され、またナノ光学分野では、キラルプラズモニクスの分野が最近展開されつつあります。このような、スピン位相整列とキラルな光とのカップリングに興味がもたれ、新たな研究領域の創生が期待されます。新しい共同研究領域の探索のために、双方の研究者が集まり、議論を行うことを趣旨としてこの研究会を企画しました。ご興味のある方は是非ご参加ください。
 

プログラム
6月26日(金)
16:00-19:00

受付

6月27日(土)
9:00− 受付
9:30-10:30 趣旨説明+概要・全体像
井上 克也(広島大学 理学研究科)
10:30-11:30 「近接場光学顕微鏡によるキラルなプラズモンの可視化」
岡本 裕巳(分子科学研究所)
11:30-13:00 昼食
13:00-14:00 「フェロイクの光学応答」
有馬 孝尚(東京大学 新領域新創成科学研究科/理化学研究所)
14:00-15:00 「キラル磁性体のスピン位相と光の相互作用」
岸根 順一郎(放送大学 自然の理解部門)
15:00-15:30 Coffee
15:30-16:30 「円偏光を用いたドメイン構造の可視化と制御」
大隅 寛幸(理化学研究所 Spring-8)
16:30-17:30 「パルス中性子源を活用した無機キラル磁性体研究」
高阪 勇輔(広島大学 理学研究科)
18:00-21:00 意見交換会
6月28日(日)
9:00- 受付
9:30-10:30 「ナノ構造体における光磁気応答」
信定 克幸(分子科学研究所)
10:30-11:30 「マルチフェロイック関連物質における対掌性」
木村 剛(大阪大学 基礎工学研究科)
11:30-13:00 昼食
13:00-13:40 「Application of Templated Plasmonic Substrates in Chiroptical Spectroscopy」
JACK, Calum(School of Chemistry, University of Glasgow)
13:40-14:40 「光の軌道角運動量と固体中電子スピン」
余越 伸彦(大阪府立大学 工学研究科)
14:40-15:40 「希土類金属間化合物のキラル磁性」
大原 繁男(名古屋工業大学 工学研究科)
15:40-15:50 閉会,アナウンス

 

その他

参加費:無料
受付のみ6/26午後から

お問合せ先

分子科学研究所
岡本裕巳(所内対応,aho@ims.ac.jp
信定克幸(所内対応,nobusada@ims.ac.jp