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演 題 | 「多配置波動関数に対する最適化有効ポテンシャルの提案と解析」 |
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日 時 | 2016年07月14日(木) 16:00 より 17:00 まで |
講演者 | 加藤 毅准教授 (東京大学 大学院理学系研究科) |
場 所 | 分子科学研究所 研究棟201室 |
概 要 | 光による化学反応の制御や,強光子場中での原子・分子の電子構造の動的な変化を解析するためには,時間依存の密度汎関数理論に代表される動的な電子理論が必要となる.本講演では,時間依存多配置波動関数を構成する軌道関数の時間発展を一体の有効ポテンシャルによって記述する理論を紹介する.厳密な波動関数に対して成り立つ最適化有効ポテンシャルが厳密なコーン・シャム(KS)ポテンシャルに等しいことを示す.また,時間に依存した最適化有効ポテンシャルから時間依存KSポテンシャルへの変換式を新たに提案する. |
お問合せ先 | 石崎 章仁 |