分子科学研究所

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市民公開講座 第111回分子科学フォーラム・特別編

演 題 「分子をデザインする」
日 時 2017年02月03日(金) 16:30 より 17:30 まで
場 所

岡崎コンファレンスセンター
(東岡崎駅下車 、南(改札出て左側)に徒歩約10分、または名鉄バス⑪番乗り場から竜美丘循環で岡崎高校前下車徒歩2分、岡崎高校横)
※出来る限り公共交通機関をご利用ください。
 お車でお越しの場合、東岡崎駅前の有料駐車場をご利用ください。

概 要

豊かな社会をつくるためには、目に見えない分子の働きが欠かせません。私たちの身近にある分子の力を引き出すため日々奮闘している研究者が、分りやすくお話しします。
 

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タイトル1                            

『分子建築の匠をめざして』 椴山 儀恵 分子科学研究所 准教授
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私たちのからだや身の回りに存在するものは、全て“分子”からできています。ひとつひとつの分子は、炭素、酸素、窒素といった“原子”が適切に繋がって創られています。同じ原子の数でも、原子の配置や繋がりの違いによって違う分子になり、 全く異なる性質を示します。原子の配置や繋がりの違いによって異なる性質をもつ分子を、私たちは“キラル分子”と呼びます。講演では、私たちの身の回りの“キラル分子”がどのように創られ、どんな違いがあるのか、研究所の研究がどのように役立っているのか、環境に配慮した化学反応の最近の成果などを紹介します。
 

タイトル2                            

『タンパク質分子の合理デザイン』 古賀 信康 分子科学研究所 准教授---------------------------------------------------------------------

生命現象を司るタンパク質分子は、アミノ酸配列に従って特定の立体構造に折りたたみ、その立体構造を基に機能を発現しています。私達は、計算機を用いて合理的にタ ンパク質分子をデザインした後に、それらがどのように動作するのか実験により調べるというアプローチにより、タンパク質分子の動作原理に迫り、望みのタンパク質分子をデザインする技術の確立を目指して研究を行っています。講演では私達の行っている研究を中心に、タンパク質分子デザインの研究について紹介します。

 
その他

【入場料】無料(事前申込不要)。定員は200名です。

【分子科学フォーラムについて】
市民の方々に分子科学やその他の分野の第一線の研究成果をわかりやすく紹介する講座で、1996年に開講し年4回(2008年までは年6回)開催しています。皆様のご来場をお待ちしております。

【一般向けのイベント情報のご案内】
一般向けのイベント情報をメールで配信しています。
登録ご希望の方は下記登録フォームよりご登録ください。
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主催:大学共同利用機関法人自然科学研究機構 分子科学研究所  
共催:公益財団法人 豊田理化学研究所

お問合せ先

岡崎統合事務センター総務課 
℡0564-55-7125  forum@ims.ac.jp