分子科学研究所

サイト内検索

研究・研究者

研究会・セミナー

セミナー・イベント詳細

第910回分子研コロキウム

演 題 「アト秒レーザー科学研究施設の構想
The Planning of Attosecond Laser Facility」
日 時 2017年10月19日(木) 16:00
講演者 山内 薫 教授 (東京大学大学院理学系研究科化学専攻)
場 所

分子科学研究所 研究棟201号室

概 要

超短パルスレーザー光の高強度化は、アト秒領域の光パルスの発生を可能としました。そして今、アト秒科学と呼ばれる物質科学と生命科学を含む広い基礎研究の領域が開かれようとしています。私共は、この学問領域の発展の重要性を鑑み、国内外の研究者がアト秒領域の光パルスを活用し、基礎および応用分野の研究を推進する場として、アト秒レー ザー光源を備えた「アト秒レーザー科学研究施設」(ALFA:Attosecond Laser Facility)を建設することを目指し、理化学研究所、慶應義塾大学、電気通信大学、分子科学研究所の先生方のご協力の下、準備を進めて参りました。
 幸い、ALFAの構想は、2014年および本年に、日本学術会議の「学術の大型研究計画に関するマスタープラン」に採択されるとともに、文部科学省の「学術研究の大型プロジェクトの推進に関する基本構想」のロードマップに採択されました。そして、本年度から、「アト秒レーザー科学研究コンソーシアムの設立」(東京大学)が認められたことを受けて、ALFAの建設に向けた具体的な取り組みを開始することになりました。
 本コロキウムでは、ALFAの構想について紹介をさせていただくとともに、ALFAをより良いユーザーファシリティーとするためのアドバイスをいただきたく思っております。

詳しい内容はこちらをご覧下さい。

その他

柳井毅、藤貴夫(2017年度コロキウム委員)