分子科学研究所

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分子研研究会(11/16-18)

演 題 「量子ビームの物質生命科学への応用の新展開」
日 時 2017年11月16日(木) 12:50 より 2017年11月18日(土) 15:00 まで
場 所

自然科学研究機構岡崎コンファレンスセンター 小会議室

概 要

放射光や中性子ビームは基礎研究から産業利用まで幅広い分野で標準的な計測手法として定着し活用されている。その一方で、中間子や陽電子といった特色のある量子ビームの実用化が進められており、また最近では、スピンに加えて軌道角運動量を運ぶ光や電子といった特異な量子ビームの発生法の開発が始まっている。これら加速器やその関連技術により作り出される新しい量子ビーム源に関しては、未だ利用の広がりも小さく、その発生技術や利用技術の最新の動向は、放射光や中性子ほど広く知られていない。しかしこれらは放射光や中性子では得ることのできない情報を与えてくれる新しいプローブとして、特に物質生命科学への展開において、大いなる可能性を秘めていると考えられる。本研究会では、これら新奇な量子ビームの発生法や利用技術に関する最新の研究動向を概観する。特に物質・生命科学への利用への展開の可能性に関して特別セッションを設け集中的に討論を行うことを目的とする。

◆詳しい内容はこちらをご覧ください。
 

プログラム(抜粋)
11月16日(木)

特別セッション1
(座長:兵庫県立大・宮本 修治)

15:15- 16:00

招待講演 KEK・三宅 康博

「ミュオン科学の新展開(仮題)」

16:00- 16:30

分子研・大東 琢治

「UVSORにおけるSTXMの近況」

16:30-16:45 休憩
特別セッション2
(座長:名大・高嶋 圭史)
16:45- 17:30

招待講演 KEK・兵頭 俊夫

「KEK物構研低速陽電子実験施設における低速陽電子生成と利用実験」

17:30- 18:15

招待講演 名大・西谷 智博

「GaN半導体による電子ビームイノベーションで実現する1ショット撮像クライオ電子顕微鏡」

 

その他

所内世話人:加藤政博
共催:ビーム物理研究会、名古屋大学シンクロトロン光研究センター
協賛:日本加速器学会