分子科学研究所

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研究会(6/1-2)

演 題 「新たな元素戦略を切り拓く物質科学研究会」
日 時 2018年06月01日(金) 16:00 より 2018年06月02日(土) 13:00 まで
場 所

分子科学研究所 明大寺キャンパス 研究棟2F 201号室
愛知県岡崎市明大寺町字西郷中38
https://www.ims.ac.jp/about/campus/access.html

概 要

元素戦略とは、物質・材料の特性・機能を決める元素の役割を解明し利用する観点から材料研究のパラダイムを変革し、新しい材料の創製につなげる物質材料科学の基盤戦略である。我が国で提唱されたこの研究戦略に基づく十数年間の集中的な研究開発の結果、希少元素・規制元素の使用量の極限までの少量化、豊富で無害な元素による目的機能の代替、種々の元素が発揮するこれまでにない新機能の創出などで多くの研究成果がもたらされた。しかし、現段階では有機、無機、錯体、金属など、各物質系の枠組みの中に留まった研究成果が大半であり、次世代の物質科学の構築に向けた具体的な方向性を見いだすには至っていない。本研究会では、各物質系で得られた先進的な研究成果を題材にした議論を基に、これまでに個々の研究で構築されてきた元素観を分野横断的に共有し、物質科学における新分野の構築や境界領域の開拓に資する共通理解の構築を目指す。
 

program

6月1日(金)

16:00
~ 17:00
「様々な電気化学反応に適用できる新しい触媒材料の開発」
山田幾也(大阪府大 工学研究科)
17:00
~ 18:00
「金属−有機構造体を用いたイオン輸送制御」 
堀毛悟史(京大 iCeMS)
18:00 ~ 19:00    自由討論

19:30 ~ 22:00    懇親会・ランプセッション(研究棟ラウンジ)

6月2日(土)

 9:00
~ 10:00
「最小エネルギー円錐交差(MECI)で内部変換を視る:光機能分子の設計」
小西玄一(東工大 物質理工)
10:00
~ 11:00
「固体物理と電気化学の交差点:固体電解質-電極界面研究から見た課題と展望」
一杉太郎(東工大 物質理工)
11:00
~ 12:00
「強力磁場を自在にあやつる多結晶超伝導永久磁石」
山本明保(東京農工大 )
12:00 ~ 13:00    自由討論・昼食

 

その他

参加費: 無料
懇親会費: 1000円
申込先:分子科学研究所 小林玄器
gkobayashi_at_ims.ac.jp(_at_は@に変換)
※ロッジ泊をご希望の方はその旨お知らせください。
(ロッジについてはこちら
締め切り:2018年5月18日(金)