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演 題 | 「広がる化学系博士人材の未来」 |
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日 時 | 2021年06月08日(火) 13:20 より 17:00 まで |
場 所 | 本会議は、COVID-19が拡散している深刻な状況に鑑み、WEBによる公開シンポジウムとして開催します。 |
主 催 |
日本学術会議化学委員会 大学共同利用機関法人 自然科学研究機構分子科学研究所 公益社団法人 日本化学会戦略企画委員会 |
概 要 | 日本の科学技術の低下を防ぐためにも優秀な博士人材の確保は喫緊の課題です。一般に博士号を取得すると修士に比べて就職に不利と思われています。実際、マスコミでもそのような取り上げ方が多く、そのため進学を断念するケースもあります。しかし、本当にそうでしょうか。化学分野は、世間が思っている印象や他の理工学分野とはかなり実態は違います。大学教員の実感としても、アカデミックを希望する場合は別にして、企業の就職にはそれほど大きな問題がないと思われているのではないでしょうか。しかし、残念ながら一般の方には浸透していません。化学分野の博士の就職の実態を知っていただくために、教員、企業関係者だけでなく、学生、マスコミの方にも参加していただき議論したいと思います。また、博士人材のキャリアパスの多様化についても議論します。
プログラム13:20 開会挨拶 川合 眞紀(日本学術会議第三部連携会員、分子科学研究所所長) 13:25 日本学術会議化学委員会報告、趣旨説明 茶谷 直人(日本学術会議第三部会員、大阪大学大学院工学研究科教授) 13:40 「博士課程学生への支援の充実について」 奥野 真(文部科学省科学技術・学術政策局人材政策課長) 14:15 「化学分野における 博士課程修了者の就職実績の内実」 西村 君平(東北大学大学院理学研究科 理学教育研究支援センター特任講師) 14:50 休憩 15:00 「私の見た博士人材」 辻村 達哉(共同通信社編集委員室) 15:35 「博士が起業するという事 -複合的な研究への取り組みを経て」 大田 一男(コンフレックス(株)代表取締役) 16:10 総合討論 司会:北川 尚美(日本学術会議第三部会員、 東北大学大学院工学研究科教授) 17:00 閉会
申し込み方法締め切り:2021年6月4日(金) 参加申込は締め切りました。多数のご参加申し込み,ありがとうございました。 |
お問合せ先 | 岡本 裕巳 aho_at_ims.ac.jp(_at_は@にして下さい) 分子科学研究所 研究総主幹・メゾスコピック計測研究センター 教授 |