昨今、デジタル技術が⾶躍的に進歩し、実験科学研究の推進に⽋かせないものとなっています。ここ数年はコロナ禍の影響もあり、実験科学研究におけるリモート化や⾃動化に注⽬が集まりました。また、研究データの利活⽤に向け、基盤整備が進められています。今回の東海コンファレンスでは、有機合成化学、⾼分⼦化学、材料化学、創薬科学、⽣命科学、情報科学の各分野から、デジタル技術の活⽤と研究データのデジタル化でご活躍の 7 名の先⽣にご講演いただきながら、アカデミア研究の今後について、情報・意⾒交換を⾏います。
プログラム
13:30 〜 13:40 開会の挨拶
菱川 明栄 先⽣(⽇本化学会 東海⽀部 ⽀部⻑)
13:40 〜 13:50 趣旨説明・講師紹介
椴⼭ 儀恵(分⼦科学研究所)
13:50 〜 14:20 「新輝不⽼反応の開発を⽬指して」
布施 新⼀郎 先⽣(名古屋⼤学⼤学院 創薬科学研究科)
14:20 〜 14:50 「⾼分⼦・材料系インフォマティクスにおける⼤規模⾔語モデルの構築・活⽤の試み」
畠⼭ 歓 先⽣(東京⼯業⼤学⼤学院 物質理⼯学院)
14:50 〜 15:20 「⾃動合成ロボットと情報科学及び理論化学を活⽤した新反応/新材料の開拓」
⻑⽥ 裕也 先⽣(北海道⼤学 化学反応創成研究拠点)
15:20 〜 15:40 休 憩・情報交換
15:40 〜 16:10 「⼤学と原薬企業におけるデータ管理認識の違い」
⽶⼭ 公啓 先⽣(桂化学株式会社 製造部 ⽣産開発課)
16:10 〜 16:40 「名古屋⼤学における学術データ基盤の整備について」
吉⽥ 千穂 先⽣(名古屋⼤学 学術研究・産学官連携推進本部)
16:40 〜 17:00 休 憩・情報交換
17:00 〜 17:30 「ロボティックバイオロジーによる⽣命科学の加速」
⾼橋 恒⼀ 先⽣(理化学研究所 ⽣命機能科学研究センター)
17:30 〜 18:00 「デジタル技術による材料設計とプロセス最適化」
藤井 幹也 先⽣ (奈良先端科学技術⼤学院⼤学 物質創成科学領域)
18:00 閉 会
マテリアル先端リサーチインフラ有機合成 DX ⾃動合成装置の⾒学(希望者)時間要相談
講師紹介
布施 新⼀郎 先⽣ 専⾨:有機合成化学・創薬科学・プロセス化学
名古屋⼤学創薬科学研究科 教授
http://133.6.82.55/lab_pages/chemprocess/
マイクロフロー合成、⾃動合成、インライン分析
畠⼭ 歓 先⽣ 専⾨:⾼分⼦化学、材料化学
東京⼯業⼤学 助教
https://researchmap.jp/kan_hatakeyama
インフォマティクスを活⽤した機能性⾼分⼦の設計、電⼦ラボノート、⾃動合成装置開発
⻑⽥ 裕也 先⽣ 専⾨:有機合成化学・⾼分⼦化学
北海道⼤学 化学反応創成研究拠点 特任准教授
https://www.jst.go.jp/erato/maeda/group/robot-synthesis/
ロボット合成、反応経路⾃動探索技術の活⽤
⽶⼭ 公啓 先⽣ 専⾨:有機反応化学
現在:桂化学株式会社、前職:広島⼤学 助教
https://www.csj.jp/nenkai/98haru/5-1.html#sp_prog17
現在、医薬品製造に従事、前職にて電⼦実験ノートを活⽤、パイオニア
吉⽥ 千穂 先⽣ 専⾨:情報科学
名古屋⼤学 学術研究・産学官連携推進本部 主任 URA
https://www.aip.nagoya-u.ac.jp/headquarters/introduction
https://axies.jp/event/other/640/
https://www.nii.ac.jp/openforum/upload/cd85500ce164cec5ea6fe6033757657e1cf670de.pdf
学術機関での研究データ管理
⾼橋 恒⼀ 先⽣ 専⾨:⽣命科学
理化学研究所 ⽣命機能科学研究センター チームリーダー
https://www.nikkei-science.com/202308_008.html
https://www.bdr.riken.jp/ja/research/labs/takahashi-k/index.html
AI とロボットによる⽣命科学実験の⾃動化
藤井 幹也 先⽣ 専⾨:データ科学、材料化学
奈良先端科学技術⼤学院⼤学 教授
https://sites.google.com/view/naist-mi
マテリアルズ・インフォマティクス、電⼦ラボノート
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