分子科学研究所

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分子研研究会(5/29-30)

演 題 「化学と情報科学との融合による新化学創成」
日 時 2018年05月29日(火) 13:30 より 2018年05月30日(水) 11:00 まで
場 所

岡崎コンファレンスセンター小会議室(愛知県岡崎市)

概 要

近年IT技術の急速な進歩により、膨大な実験・解析情報の共有化、計算科学を連動させたビックデータを扱うケモインフォマティックス、AIによる全合成経路の最適化、さらには計算科学・コンビケムロボティクスとAIとの連動による新反応経路の探索などが可能となってきており、化学体系そのものの再構築、さらには化学教育の有り方の議論が必要な状況となっている。本研究会は、産学官の幅広い分野の方々にご参画いただき、情報科学との融合による新たな化学を展開する可能性、またそれを通した社会貢献について、議論する場としたい。
 

program

5月29日(火)

13:30-13:40 挨拶 研究会開催趣旨説明 
阿尻雅文 教授(東北大)
13:40-14:05

1)ビッグデータ薬剤、医療ビックデータ解析
「創薬研究の最前線」

上村みどり 上席研究員(帝人ファーマ株式会社)

14:05-14:30

14:30-14:55

14:55-15:20
2)つくる反応ルートを探る
「機械学習による触媒反応収率予測」

佐藤一彦 センター長(産業技術総合研究所)
「データ駆動的アプローチによる化学分野への展開」
永田賢二 主任研究員(産業技術総合研究所)
「Chematicaのもたらすもの」

松原誠二郎 教授(京都大学)

15:20-15:35 休憩 15分

15:35-16:00

3)構造解析・分析におけるAIの活用
「材料設計・プロセス設計のためのデータ駆動型化学
~材料設計・プロセス設計・品質管理と制御の連動~」
 船津公人 教授 (東京大学)

16:00-16:25

4)化学プロセスにおけるAI
「AIと化学産業」

山下善之 教授 (東京農工大学)

16:25-16:50

5)教育 
「情報系ではない理工系学科になぜディープラーニングの教育が必要か
 ―プチ・マス時代のディープラーニング活用―

阿久津典子 教授 (大阪電通大学)

17:20-19:00  意見交換会(会費:5,000円程度(予定))

5月30日(水)

9:00- 9:25 「知識、モデル、データから新たな知識の創造」
長谷部伸二 教授(京都大学)
9:25-11:00

総合討論 阿尻司会
パネラー 参加予定者(敬称略)
上村みどり、佐藤一彦、永田賢二、松原誠二郎、船津公人、阿久津典子、山下善之、長谷部伸二、阿尻雅文

 

その他

本研究会に参加を希望される方は、下記申込先までご連絡ください。旅費支援につきましては予算に限りがありますので先着順にて支援させていただきます。
なお、本研究会に参加を希望される方で、5/30の分子科学研究所所長招聘会議にも参加を希望される方は、その旨お知らせください。

申込先:分子研 野村恵美子(分子科学研究所)
    enomura_at_ims.ac.jp(_at_ は@に変換)
申込内容:
1)氏名・ふりがな:
2)所属機関名:
3)部局等名:
4)職名:
5)旅費援助希望の有無: 希望する  希望しない
6)意見交換会: 出席 欠席
  (会費は5,000円前後を予定しています)
7)5)旅費援助希望を希望された方のみ
  出張手続き日程:  
   ロッジ泊をご希望の方はその旨お知らせください。
  *ロッジについてはこちら
  *ロッジには限りがありご希望に添えない場合もあります。
8)本会議後の分子科学研究所所長招聘会議「化学の近未来:化学とAI・大学の質保証」への参加の有無:  する しない

締め切り:2018年5月15日(火) =>5月22日(火)まで延長しました。

お問合せ先

阿尻 雅文(東北大学 材料科学高等研究所 教授)
     tadafumi.ajiri.b1_at_tohoku.ac.jp(_at_ は@に変換)

所内対応:山本 浩史(分子科学研究所 協奏分子システム研究センター 教授)
      yhiroshi_at_ims.ac.jp(_at_ は@に変換)