研究・研究者
研究会・セミナー
日 時 | 2023年06月15日(木) 13:10 より 16:50 まで |
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場 所 |
分子科学研究所(明大寺地区)
研究棟201号室(ハイブリッド開催)
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主 催 |
日本学術会議 化学委員会・化学企画分科会 大学共同利用機関法人 自然科学研究機構 分子科学研究所 公益社団法人 日本化学会 戦略企画委員会 |
概 要 | 本シンポジウムでは、化学分野における重要課題の一つとして「元素戦略」について議論する。資源の枯渇・偏在リスク、産出国による資源の取り込みなどの危機感から化学分野を中心に2004年に「元素戦略」の重要性、必要性が世界に先駆けて提唱された。その後、文科省、JST、経産省を中心とした幾つかのプロジェクトを経て、2012年から文科省「元素戦略プロジェクト(研究拠点形成型)」がスタートし、2022年3月に終了した。磁性材料、触媒・電池材料、電子材料、構造材料の4拠点を中心に、減量、代替、循環、規制、新機能の5つのキーワードのもと、幾つかの革新的材料の創製に成功してきた。しかし、多様な元素の高度利用、新機能創成、元素の再循環という元素戦略の基本理念に立ち返り、「元素戦略」をさらに発展させる必要がある。今後の元素戦略について討論する。 プログラム13:10- 挨拶 渡辺 芳人(日本学術会議連携会員、分子科学研究所所長) 13:25- 趣旨説明 茶谷 直人(日本学術会議第三部会員、大阪大学名誉教授) 13:40- 講演「新概念「元素科学」から国家基盤「元素戦略」へ -創成期20年の成果と今後への期待-」 玉尾 皓平(公益財団法人豊田理化学研究所所長、京都大学名誉教授) 14:30- 講演「元素戦略2.0 〜全元素の活用と循環に向けて」 依光 英樹(京都大学大学院理学研究科教授)
15:10- 休憩 坂本 修一(内閣府科学技術・イノベーション推進事務局長補) 16:10- 総合討論 (司会)所 千晴(日本学術会議第三部会員、早稲田大学理工学術院教授) 16:50- 閉会 申込方法参加を希望される方は下記URLにて必要事項をご記入ください。 申込先URL https://registration.ims.ac.jp/seminar2023/
締め切り
なお、この研究会の前に、関連する下記の研究会が開催されます。 「化学・工学・環境学を例とした持続可能な社会のための産学官民連携のあり方」 (6/14,15開催) |
お問合せ先 | 山本 浩史
分子科学研究所 研究総主幹・協奏分子システム研究センター 教授 |