分子科学研究所

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研究・研究者

研究成果の紹介

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分子科学研究所の各研究グループによって実施された、最先端の研究成果の例をご紹介します。(分子研レターズより抜粋)

電解質の電位を測る:気体存在下の光電子分光

横山 利彦[物質分子科学研究領域・教授 ](レターズ85・2022.3発行)
2002年1月に分子研に着任以来、もうすぐ20年となりました。この年月は、 ......続きを読む(PDF)

両親媒性高分子担持触媒の創製:「雨宿り効果」による水中での反応駆動

魚住 泰広[生命・錯体分子科学研究領域・教授](レターズ84・2021.9発行)
2000年に分子研に着任して以来、気がつけばすでに20年以上の年月を過ごしてきました。そして着任時には ......続きを読む(PDF)

見えてきた柔らかな物質系の電子状態の特徴

解良 聡[光分子科学研究領域・教授](レターズ83・2021.3発行)
情報化社会、エネルギー・環境問題から、既存の無機材料を駆使するだけでは解決困難な課題が人類に突きつけられている。一方で、分子の半導体機能を......続きを読む(PDF)

分子シミュレーションによる生体分子マシンの機能ダイナミクス解明とその制御

岡崎 圭一[理論・計算分子科学研究領域・特任准教授](レターズ82・2020.9発行)
私が研究の対象としているモータータンパク質やトランスポータータンパク質は、生体分子マシンと呼ばれている。「生体分子......続きを読む(PDF)

放射光の時空間構造とその応用の可能性

加藤 政博[極端紫外光研究施設・特任教授](レターズ81・2020.3発行)
放射光は、今日、レーザーと並び基礎学術から産業応用まで幅広い領域で分析用光源として利用されている。一様な磁場中で高エネルギーの自由電子が......続きを読む(PDF)

高温超伝導の解明に向けて

田中 清尚[極端紫外光研究施設・准教授](レターズ80・2019.9発行)
1980 年代の終わり、私が小学生の頃、21世紀の未来という内容の本を目にした記憶がある。そこには空飛ぶ車や超高速鉄道などが描かれており、子供心に......続きを読む(PDF)

新規電気化学デバイスへの創製

小林 玄器[物質分子科学研究領域・准教授](レターズ79・2019.3発行)
固体の中を高速でイオンが動き回る 物質をイオン導電体と言い、これらの 物質を扱う研究分野が固体イオニクス である。1950 年代に銀や銅の......続きを読む(PDF)

量子と古典のはざまで ――分子系における量子散逸系のダイナミクス

石崎 章仁 [理論・計算分子科学研究領域・教授](レターズ78・2018.9発行)
さっぱり分からない――米国の友人から贈られた絵本 Quantum Physics for Babies を無邪気に喜ぶ娘の傍で妻が笑う。其れも其のはずである。量子力学の......続きを読む(PDF)

タンパク質分子モーターの動きを高速・高精度に可視化する

飯野 亮太 [岡崎統合バイオサイエンスセンター・教授](レターズ77・2018.3発行)
タンパク質でできた分子モーター(図1)は、化学エネルギーを力学エネルギーに変換して一方向性運動を行う分子機械であり、高いエネルギー変換効率等、優れた性能を発現する[1]。このエネルギー......続きを読む(PDF)

分子で作る超伝導トランジスタ~スイッチポン、で超伝導~

山本 浩史[協奏分子システム研究センター・教授](レターズ76・2017.9発行)
低温技術の進歩により、ある温度以下で、急に電気抵抗がゼロになる現象、 すなわち超伝導が発見されたのは今から100年以上前の、1911年の事である。 以来、その不思議な性質は、基礎科学研究と......続きを読む(PDF)

それでも時計の針は進む

秋山 修志[協奏分子システム研究センター・教授](レターズ75・2017.3発行)
古代ギリシアの哲学者アリストテレスの著書「自然学」には時間に関する次のような記述がある。さて、それゆえに、われわれが「今」を、運動における前のと後のとしてでもなく、あるいは同じ......続きを読む(PDF)

水を酸化して酸素をつくる金属錯体触媒

正岡 重行 [生命・錯体分子科学研究領域・准教授](レターズ74・2016.9発行)
現在人類が直面しているエネルギー・環境問題を背景に、太陽光のエネルギーを貯蔵可能な化学エネルギーへと変換する人工光合成技術の開発が期待されている。私たちは、人工光合成を実現する上で......続きを読む(PDF)

光電場波形の計測

藤 貴夫 [分子制御レーザー開発研究センター・准教授](レターズ73・2016.3発行)
光が波の性質を持つということは、高校物理の教科書に書いてあるような、基本的なことである。しかし、その光の波が振動する様子を観測することは、最先端の技術を使っても、容易ではない。光の・......続きを読む(PDF)

膜タンパク質分子からの手紙を赤外分光計測で読み解く

古谷 祐詞 [生命・錯体分子科学研究領域・准教授](レターズ72・2015.9発行)
膜タンパク質は、脂質二重層からなる細胞膜に存在し、細胞内外の物質や情報のやり取りを行っている(図1)。 イオンポンプと呼ばれる膜タンパク質のはたらきにより、細胞内外でのイオン濃度差が形成される。その......続きを読む(PDF)

 

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